上級者のスマッシュはホントに速くて、もう見えないくらいですよね?
速いスマッシュは誰もが憧れますよね~。
あのスマッシュがあれば簡単に点数取れるのにな~・・・そう思ったことが何度もあります。
実際には速いスマッシュだけで点を取り続けるのは難しいのですけどね。
ただ、やはり速いスマッシュが打てるようになりたい!と思うものです。
勝ち負けも意識しますが、速いスマッシュは打てたら単純にカッコいいですよね?
今回は速いスマッシュを打つためのポイントになります。
速いスマッシュの打ち方
打点を変える
上級者の速いスマッシュを打つ人の腕を良く見てみたことがありますか?
筋肉隆々ですか?
そんなことはないですよね?
多少は筋肉があるかと思いますが、全員がそうではないですよね?
女子のオリンピック選手でさえ、明らかに一般成人男性より腕が細い(ように見える)方もいますよね?
中学校の全国レベルの選手もバンバン速いスマッシュを打ちますが、筋肉量だけでみると大人程ではない人もいます。
アマチュアの成人男性よりも、女子オリンピック選手や中学生の方が、腕が細いなんてザラです。
でも、スマッシュのスピードはとんでもなく速いです!
・・・ということは、速いスマッシュに筋肉隆々の腕は必要ないということだと思いませんか?
じゃあ、何が違うのか?
その一つが「打点」です。
スマッシュが速くならない人でよく見かけるのが、打点が後ろだったり、横だったりします。
速いスマッシュを打つためには、羽にパワーを与える必要があります。
パワーはどこから与えるか?
もちろんラケットのガットから与えます。
パワーは、ラケット(ガット)がシャトルに当たる瞬間の「重さ」×「速さ」になります。
打点が後ろだったり、横だったりすると、この「重さ」と「速さ」のどちらか、あるいは両方が少なく伝わってしまいます。
打点を前にするとまず単純に「体重」が乗ります。
先ほどの「重さ」が加わることになります。
打点が後ろだと体重は乗りません。
打点が横でも体重の乗りが少なくなります。
冷蔵庫のような大きさの重たいものを動かしたい場合、動かしたい方向にまっすぐ体重を乗せて押しますよね?
後ろに下がりながら手だけで冷蔵庫を押さないですよね?
それと同じです。
体重を乗せるのなら、乗せたい方向に体重を乗せることです。
スマッシュなら、羽を打ちたい方向にまっすぐ体重を乗せることです。
「打点を前に」することで、体重が乗ります。
次に速さです。
スマッシュを打つときに半身なった状態で構え、体を正面に回転させてスイングしますよね?
これで体の回転の「速さ」も加わります。
正確には回転が終わり、その後に回転のパワーが腕→ラケット→シャトルに伝わっていきます。
半身になったままスマッシュを打ってもある程度のスマッシュは打てます。
でも「ある程度」です。
十分な速さのスマッシュは打てません。
体の回転のパワーが無いからです。
回転のパワーを加えるには、・・・打点を前にすることです。
「打点を前に」することで、回転の速さが加わります。
「打点を前に」することで、「重さ」と「速さ」の両方が加わります。
これに加え、少しでも前に出ながら打つことを意識すると、さらに重さと速さが加わります。
あなたの体重が仮に60kgだとして、60kgが数cmでも前に移動しながら、約5gのシャトルにぶつかるのです。
5gのシャトルから見たら、60kgの巨体がぶつかるですから、大きな衝撃になります。
だから、速いスマッシュを打つためには、「打点を前に」することが大切です。
まとめ
速いスマッシュを打つためには、羽に「重さ」と「速さ」を伝えることが必要です。
打点を前にすることで、自然に「重さ」と「速さ」を加えることができます。
速いスマッシュを打つために、しっかりと半身になって構え、打点をいつもより前にして打ってみて下さい。
速く打てたら教えてくださいね~。
速いスマッシュを打つためには他の要素もあります。
ただ、まずは打点を前にしてみることを試してみたらどうでしょうか。
それでは~。
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