フォア前への入り方。ヘアピンをプッシュされないためにはどうしたらよいか?

バドミントン

 うまい人のプレーを見ていると、フォア前から何を打ってくるかわからない雰囲気ありますよね?

ストレートヘアピンなのか、クロスヘアピンなのか、ロブなのか、プッシュなのか。

あれ、何でわからないのでしょうか?


 反対に、こっちがストレートヘアピンを打ったら、狙いすましたかのように、その瞬間飛び込んでくる上級者いませんか?

もうそんなことされたら、怖くて次からヘアピン打てませんよね?

まるで初めからこちらがヘアピン打つとわかっていたように飛び込んでくる。
 

 まるで豹のようです。

 それでは、フォア前でプッシュを打たれないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?

 それは、「ラケットを上げて前に入る」です。

ラケットは上げて前に入る

 例えば、相手にドロップを自分のフォア前に打たれて、自分がそれを取りに行きます。

ヘアピンで返すとして、ラケットはどの位置にありますか?2歩のフットワークで取りに行きましょう。


①ドロップと分かった瞬間のラケットはどの位置にありますか?
②最初の一歩目の時にラケットはどの位置にありますか?
③二歩目を出す時にラケットはどの位置にありますか?
④二歩目を踏み込んだ時にラケットはどの位置にありますか?


 恐らく、豹のように飛び込まれてプッシュを打たれる方は、②のときに一度ラケットを下げてしまい、③または④のときに再び下からラケットを上げて、ヘアピンをしているのではないでしょうか。

①は構えている状態なので、ラケットは上がっていることが多いと思います。
②でラケットが下がっていないでしょうか。
③でヘアピンの構えにしていないでしょうか。
④で踏み込みと同時にラケットを上げているのだとしたら、ヘアピン自体も浮きやすくなります。ヘアピンが浮くことで、よりプッシュを打たれやすくなっている可能性が高いです。


 だから、①のドロップと分かった瞬間から、「ラケットを上げたまま」、ヘアピンを打つ構えを作って、そのままフォア前に移動してみて下さい。

その際、肘は伸ばし切らないことです。

肘の角度は120°を目安にしてみて下さい。腕相撲をするときと同じくらいの肘の角度です。


 それができたら、その次のステップがありますが、まずはラケットを下げないで、上げたまま、ヘアピンの構えを作って前に移動です。

 それだけでヘアピン自体の精度が上がります。もしヘアピンが読まれても、プッシュを打ちづらいヘアピンになると思います。

 また、ラケットを上げて前に出ると、相手は意外と前に出づらくなっていると思います。肘を伸ばし切らないからです。

まとめ

 フォア前でプッシュを打たれないためには、動き出しの瞬間からラケットを上げたまま前に出してヘアピンの構えを作り、同時にフォア前に移動することです。

肘は腕相撲をする角度を目安に、少し曲げておきましょう。

肘が少し曲がっていると、そこからロブやプッシュ、クロスヘアピンも打てます。

相手にもそう見えます。

だから、実際に打てないことがバレるまで、相手は飛び込みプッシュは打ちづらいと思います。(もちろん、バレたら即プッシュ打たれます!)


 それでは~。

コメント

  1. 0j1zjk

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