ドライブの返し方

ドライブ

上級者が基礎打ちで速いスピードでドライブを打ち合っているのを見ると、憧れますよね~。

しかも、笑顔でおしゃべりしながら打ってる。「昨日何食べた?」とか。

見ているこっちからしたら、「あなた方、何を食べたらそんなに速いドライブ打てるんですか?」って感じです。

打つ方も打たれる方も、よくあんなに速く打てるものだなと感心します。

どうやったらあんな速いの返せるのでしょう?

今回は、ドライブの返し方は、どうするのか?です。

ドライブの返し方

 結論から言うと、ラケットを上げておく、です。

初級者の方を見ていて思います。
自分が羽を打ったら安心してしまっている方が多いです。

羽を打ったら両手が下がってます。

相手から羽が返ってくると、またラケットを上げます。

そして羽を打ったらまた両手が下がってます。


この打った後に両手を下げる作業、やめてみてはどうでしょう?


だって、せっかくラケットを上げて打って、一度降ろすと、また次にラケットを上げなければならないのですよ?

打った後、そのまま上げておけば、次にラケットを上げる労力も時間も節約できます。

速く返せます。速い羽にも反応できます。
というか、ラケットを上げておかないと反応できません。


だから打ったらラケットを上げておきましょう。

ラケットのヘッドを上げておきましょう。
腕をだらんと降ろすのをやめましょう。

ラケットを持った手が自分の視界に入る位置に、胸の高さまで上げておきましょう。



ラケットを下げておいて構えるなんて、ノーガード戦法はかなりランクが上の人です。

ボクシングでも空手でも、テニスのサービスレシーブでも、構えている時はみんな両手を上げてます。

ボクシングで両手を下げてガードしていない状態で相手に突っ込んでいったら、強力なパンチをもらってイチコロです。ガードを上げてる暇もありません。


スピードスポーツであるバドミントンのドライブも同じです。

速い羽が来るとわかっているのだから、しっかりラケットを上げておきましょう。
速い羽に対応できるガードの体制を作ることが大切です。


そうするだけで、今までより速いドライブがきても、返せるようになります。


また、上げる手は両手です。

右手だけではありません。
左手も上げましょう。

そして、肘は伸ばし切らないことです。少し曲げて下さい。

90°は曲げすぎです。120°より広げます。150°くらいがいいです。
胸の高さに手を上げて、150°肘の角度が開いていると、手が結構前に出ていると思います。

それがいいです。

羽を体の前の方で打てます。
打点が前になります。

打点が前になると強い球が打てます。

相手の羽の力を利用して打てます。
こちらが力を入れなくても速い球が返ります。


相手の球のスピードが遅いときは、さらに前に出ながら打てます。
出している手より前の打点で打てます。

そうやって、攻め込んでいくことができます。

だから、手は前に出しましょう。

まとめ

ラケットをしっかり上げて構えることで、速いドライブにも対応できます。

ドライブ以外のプッシュやスマッシュレシーブにも繋がることです。

しっかり上げて、速いドライブを返していきましょう!

ラケットを下げて構えるのは、その先のレベルになってからです。


構えるときは、手は前に出しましょう。

打点を前にすれば、速い球を打つことができます。

相手の球が遅いときは、前に踏み込んで打てます。
攻めていくことができます。

速いドライブに対応して、よりレベルアップしていきましょう!


それでは!

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