上級者の試合を見ていると、
相手が一歩も動けないような、
鮮やかなフェイントを繰り出すのを見て、
「かっこいいな~」と思うことありますよね?
そんな鮮やかなフェイントを自分も使いたい!
という方へ、そもそもフェイントってどういうことなのか?
そして、どうすればうまいフェイントが使えるのか?
フェイントについては基本原理があるので、
今回は相手の時間を奪う!フェイントの話を
お伝えさせて頂きます。
目次
1.フェイントとは
2.フェイントの基本原理
3.フェイントの応用
1.フェイントとは
バドミントンに限らず、スポーツではよくフェイントという
言葉をよく使いますよね。
他に似た言葉では、フェイクとかディセプションと言ったりします。
一応英語の意味をまとめておくと、
フェイント feint 特定動作するふりをする
フェイク fake だます為にしかける行為
ディセプション deception 欺くこと
になります。
どれも似た言葉ですが、微妙に違っていて、
ディセプションの中に、フェイントとフェイクが含まれるという感じでしょうか。
フェイントとフェイクは、何かをしてだます、
ディセプションは、何もしなくてもだます、という意味合いも
含まれている感じです。
フェイントという言葉の方が一般的に使われる感じがしますが、
本来はディセプションの方が広い意味になるので、
こちらの方が適切かもしれません。
個人的には、バドミントンではディセプションという方が多いように感じます。
フェイントとちょっと違うかもしれませんが、
トリックプレーと言うものもあります。
ここではフェイントで統一して進めたいと思います。
いわずもがなと思いますが、
要は相手に「Aにくるだろう」と思わせて、「Bにくる」というように、
相手の予測を裏切ることをするのがフェイントです。
華麗なフェイントでノータッチエース!
これが決まれば気持ちいいですが、
なかなか決まらないのがバドミントン。
フェイントの目的は、一瞬でも相手の判断や行動を遅らせること!
バドミントンは速いスポーツなので、
自分が時間をいかに確保できるか、
相手の時間をいかに奪えるかが大事です。
フェイントを仕掛けて、その一瞬を遅れさせることで、
相手の次の球が甘くなったり、限定されやすくなるので、
フェイントの次の球を狙っていきましょう。
2.フェイントの基本原理
色々なパターンがありますが、フェイントの基本原理はあると思っています。
それは、「反対のことをしよう!」です。
フェイントの基本は相手をだますことです。
だますために最も極端なことは、反対のことをすることになります。
バドミントンでの「反対」とは、
・前と思わせて、後ろに打つ
・後ろと思わせて、前に打つ
・右と思わせて、左に打つ
・左と思わせて、右に打つ
・ストレートと思わせて、クロスに打つ
・クロスと思わせて、ストレートに打つ
・強い球と思わせて、弱い球を打つ
・弱い球と思わせて、強い球を打つ
・低い球と思わせて、高い球を打つ
・高い球と思わせて、低い球を打つ
・フラットに打つと思わせて、カットで打つ
・カットと思わせて、フラットに打つ
などがあります。
結構、いろいろな種類がありますよね。
これ全部、フェイントできる球になります。
最後のフラットとカットで打つのは、
「反対」でく、「類似」なので、ちょっと違いますが、
一応入れておきます。
このように「反対」を意識して羽を打つのが
フェイントの基本になります。
具体的なフェイントの方法は、次回以降の記事で
紹介させて頂きたいと思います。
3.フェイントの応用
基本のフェイントがある程度できたら、
応用のフェイントにも挑戦してみて下さい。
ざっと以下のようなものがあります。
他にも気が付いたら追加しようと思います。
・ワンフェイント:先ほどご紹介した基本のフェイントです
・ツーフェイント:フェイントを2回入れます
・タメるフェイント:打つ前のタメでフェイントします
・ブラインド:ダブルスで自分や相手パートナーを利用したフェイントです
・目だけフェイント:眼球の動きでフェイントします
こちらも具体的な方法は、別記事で紹介させて頂こうと思います。
まとめ
1.フェイントとは
相手の判断を一瞬遅らせることを目的とする
2.フェイントの基本原理
「反対」
3.フェイントの応用
ワンフェイント
ツーフェイント
タメるフェイント
ブラインド
目だけフェイント
になります。
フェイントについて、具体的なやり方は、下のリンクの記事も参考にしてみて下さい。
フェイントがうまくなれば、
バドミントンがもっと楽しくなると思います!
それでは今回もご覧頂きありがとうございました。
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