リストスタンドで強烈ショットを打つ!

グリップ

上級者のスイングを見てると、

ずいぶん軽く振っているように見えるのに

すんごい速い球が飛んできますよね?

あれ、どうやっているのか、知りたくありませんか?

 

その方法の一つがグリップの握り方の基本、リストスタンドです!

皆さんもリストスタンドして強烈な球を打ち

レベルアップしましょう!

というわけで、リストスタンドの話になります。

 

目次
1.リストスタンドのやり方
2.球が速くなる?

 1.リストスタンドのやり方

初めに、リストスタンドのやり方です。

簡単に言うと、イースタングリップで握ったときの場合、

腕とラケットのシャフトの角度が90°になるように持つだけです。

 

簡単ですが、それだけなんです。

それだけなんですが、初級者の方だと、なかなかやれてない方、多いんです。

中級者の方でも打つショットによって、できてない場合を見かけます。

たぶん本人も苦手なショットとして認識しているのだと思います。

意外とリストスタンドで解決する場合もあるので、

苦手なショットがある方も、再確認してみたらいいのではないかと思います。

 

角度は打つショットや場面によって、90~120°などある程度の幅があります。

  

身近な人や、試合、テレビでもいいので上手い人が、

スマッシュ、クリアー、ロブ、ドライブ、スマッシュレシーブ、

ヘアピン、サーブ、ハイバック、スピンネットなどを

打つ瞬間の腕とラケットのシャフトが作る角度に注目して

一度よく見てみて下さい。

 

強い球も弱い球も含めた、ほぼ全てのショットで、

だいたいこの角度になっていると思います。

腕とラケットのシャフトが180°、つまり一直線になっている人は

いないと思います

 

この90~120°の角度を保ったまま、

羽を打つことが非常に大事になります。

 

ですので、まずはラケットを立てた状態

リストスタンドの状態で打つことを意識してみて下さい。

 

2.球が速くなる?

次にリストスタンドで球が速くなる理由です。

 

球の速さは、打つ瞬間にラケットから伝わるパワーの大きさで決まります。

球が速くなる、ということは、ラケットからより大きな

パワーが、シャトルに伝わった、ということです。

 

伝わるパワーは、重さか速さ、またはその両方に影響を受けます

つまり、ラケットの重さが重くなるか、ラケットの速さが速くなるかすると、

伝わるパワーが増え、シャトルにパワーが伝わり、球が速くなる、ということです。

 

(重さについては、体重や重力も関係しますが、ここでは話を単純化するために

省略させて頂きます。)

 

リストスタンドして球が速くなったとして、

ラケットの重さは変わらないですよね。

ということは、ラケットの速さが速くなって、シャトルに伝わるパワーが増えたから

球が速くなった、と考えられます。

 

では、なぜリストスタンドをするとラケットの速さが速くなるのか?

 

極端ですが、90°の角度でリストスタンドした時と、

180°の角度で腕とラケットが一直線でリストスタンドしない場合を考えてみます。

 

ラケットを持ち、両方の状態で、腕を軸にラケットを回してみて下さい。

腕を回すスピードは同じにしてください。

例えば1秒で半回転、1秒で戻すように。

 

そうして比べると、ラケットのヘッドが描く弧の大きさが違いませんか?

リストスタンドしたときの方が、ラケットのヘッドが大きく回転していませんか?

ラケットのヘッドが動く距離が違いませんか?

リストスタンドしたときの方が、ヘッドが動く距離が長くないですか?

 

この同じ時間で動く、ヘッドが動く弧の大きさが大きい

つまりヘッドの移動距離が長いのが大事です。

同じ時間でたくさん動くということは、速く動いている、ということです。 

 

これがリストスタンドすると、打った球が速くなる理由になります。

リストスタンドした方が、ラケットのヘッドスピードが速くなるため

打った球が速くなるんです。

 

3.まとめ

まとめ
1.リストスタンドのやり方
 腕とラケットが作る角度は、90~120°
2.球が速くなる? 
 ラケットのヘッドスピードが速くなるから、球も速くなる

になります。

 

リストスタンドで強い球が打てるようになれば、

バドミントンがもっと楽しくなると思います!

 

それでは今回もご覧頂きありがとうございました。

 

コメント

  1. 4p17er

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