超絶速いスマッシュを打てれば、みんな一発打てば終わるのにな〜。
なんてことをバドミントンやってる人は一度は思ったことがあると思います。
私も上級者のバンバン打ってるスマッシュを見て、
いいな〜、と思ったことがあります。
私は20年以上やってますが、そんなスマッシュ、いまだに打てません !
でも、ふと気づきました。
どれだけ速いスマッシュを打ってても、 結構当たり前のように返されてますよね。
オリンピックレベルでも。
バンバン打ってるところを見てるってことは、バンバン返されてるってことですよね。
そこで、じゃあ決まるスマッシュって何なのか?その話をしたいと思います
目次 1.速いスマッシュでも返される理由 2.スマッシュの打ち方 3.まとめ
1.速いスマッシュでも返される理由
大前提として、バドミントンではスマッシュは返される!ということです。
プレーのレベルが高くなればなるほど、スマッシュは返されます。
何で返されるのか?いろいろ理由があると思います。
理由① 後ろから打つから
コートの後ろから打つと、相手に届く時にはスマッシュのスピードが落ちます。
シャトルの構造上、全く減速しないことは無いと思います。
速いスマッシュもスピードが落ちれば、返しやすくなります。
また、コートの後ろから打つと、相手に届くまでに少しの時間があります。
時間があるということは、相手がレシーブの準備をできます。
つまり、グリップを持ち替えたり、スイングすることができます。
理由② スマッシュを打ってくるとわかるから
例えばダブルスで相手がロブを上げてきたときに、次に相手が待つ球は、
スマッシュ > カット > ドロップ > クリアー
の順番が多く、一番にスマッシュを待っていると思います。
スマッシュを待っているところに、スマッシュを打つのですから、
レシーブしやすいですよね。
社会人サークルの基礎打ちなどで、連続スマッシュを打つ場面などは、
こちらがスマッシュを打つと決まっているため、
相手は楽にレシーブしてきますよね。
理由③ 強く打とうとするから
当たり前の話かもしれませんが、スマッシュを打つ時には
強く打とうとしますよね。
だって強く打たないと速くならないし、
速いのがスマッシュ!ですもんね。
そうすると大きく振りかぶったり、
一番パワーの出るタイミングで打ったり・・・してしまうと、
打つ前に相手に「スマッシュが来るぞ!」と
レシーブの準備をバッチリされるので、楽に返されます。
2.スマッシュの打ち方
ここまででスマッシュは返される運命にある!ということが
わかったと思います。
じゃあ、どうすればいいのか?って話です。
それは、返される理由①~③の逆をやってみましょう!
理由①の逆 コートの後ろから打たない
コートの後ろからは絶対返される前提なので、
後ろからは一生懸命打たないようにしましょう!
絶対に返ってくるのに、毎回、一生懸命に打ったら
先に疲れちゃいますよね。
だから、一生懸命に打ちすぎないで、返ってくる前提で打つ!ということです。
スマッシュが返ってくることに備えていれば、
次の球への対応も速いですよね。
理由②の逆 スマッシュがくるとわからせない
例えばダブルスでロブを上げられたら、
毎回スマッシュばっかり打つのでなく、
カットやドロップやドリブンクリアーを混ぜて、
スマッシュに的を絞らせないようにしましょう。
相手が待つ球に迷いがあれば、スマッシュへの対応が一瞬遅れます。
スマッシュは速い球なので、その一瞬の差で決まる場合も多々あります。
また、スマッシュ以外のカット、ドロップを混ぜること以外にも、
速いスマッシュと遅いスマッシュ、カットスマッシュなど、
スマッシュ自体も打ち分けると効果的です。
速いスマッシュを待っていて、カットスマッシュが来ると
予想外の減速するため、タイミングを合わせづらいものです。
速いスマッシュに的を絞らせないようにしましょう。
理由③の逆 強く打とうとしない
強くスマッシュを打とうとして、
打つ前から力んだり、大きく振りかぶったりすると、
打つ一瞬前にスマッシュと相手にわかってしまいます。
ですので、例えば、シングルスでゆっくり打つように羽の下に入ったとき、
力まないで、カットかクリアーなどでつなぐのかな~、という状態から
スマッシュを打つと、相手の反応が一瞬遅れる場合があります。
その相手の一瞬の遅れを狙いましょう。
力はあんまり入れない状態からスマッシュを打つので、
スマッシュ自体はそんなに速くないかもしれませんが、
相手の反応を一瞬遅らせれば十分です。
次の球に備えましょう。
3.まとめ
以上をまとめると、
効果的にスマッシュを打つ!3つの視点 1.速いスマッシュでも返される理由 ・後ろから打つから ・スマッシュを打ってくるとわかるから ・強く打とうとするから 2.スマッシュの打ち方 ・コートの後ろから打たない ・スマッシュがくるとわからせない ・強くを打とうとしない
になります。
スマッシュを効果的に打ち分けて決まるようになれば、
もっとバドミントンが楽しくなると思います!
それでは今回もご覧頂きありがとうございました。
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